こんにちは。
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です!
今回はマウスピース矯正についてお話していこうかと思います。
マウスピース矯正といえばインビザラインなど様々なメーカーが存在します。
今回はメーカーの話ではなく
マウスピース矯正ってどんなものなのか
というところにフォーカスを当てて行きます!
マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを用いて歯を動かし、ワイヤー矯正とは異なり着脱が可能なためお食事と歯磨きの時は外していただけます。
まずはマウスピース矯正のメリットデメリットを簡単にまとめていきたいと思います。
メリット
- ●見た目があまり気にならない
- ●痛みや違和感が少ない
- ●食事や歯磨きの時は外すことが出来る
- ●来院回数が少ない
- ●金属アレルギーの心配がいらない
マウスピース矯正の最大のメリットは矯正装置が目立たないことです。
そのため「人前に立つことが多くワイヤー矯正は見た目が気になるため躊躇してしまう」「周囲の人にバレたくない」などの矯正に対するお悩みをお持ちの方にはとてもオススメの矯正です。
また歯磨きの時にはマウスピースを外せるので歯磨きもしやすくワイヤー矯正に比べて虫歯のリスクも減少します。
デメリット
- ●自己管理のため本人の装着努力で治療効果が変わる
- ●対応できない症例もある
- ●1日20時間以上の装着が必要
マウスピース矯正はあくまでも自己管理になります。マウスピースは大体1週間で交換ですが、1日20時間以上付けられない日が1週間のうち1日でもあれば1日増やしてからの交換になります。
このようにちゃんとマウスピースを装着しなければ矯正期間がどんどん増えていきます。
そのため「1週間経てば自分で次のマウスピースに交換する」「 1日20時間以上装着する 」 などのことをご自身で徹底することが必要となります。矯正中でマウスピースをつけている間は水か炭酸水、お茶などの砂糖の含まれない物はご飲食可能ですが、砂糖の含まれるジュースなどは虫歯の原因になるためお飲み頂けません。マウスピースを外せば制限はありません。
⚠︎煙草も同様つけている間は控えてください。
マウスピース矯正の治療の流れ
①カウンセリング
歯並びや患者様のお悩みなどのご相談・治療の説明を行います。この際にマウスピース矯正が可能な歯並びか診断されます。
②お口の中のスキャン・治療方針・見積もりなど
iteroというスキャン機械を使用し歯型を採ります。このスキャンを元にコンピュータ上で治療終了までの歯の移動をシュミレーションできるため、矯正前と矯正後の歯並びの比較をご覧頂けます。
③矯正準備
●IPR
歯と歯の間に隙間がないと歯が動きにくいため、歯に影響が無い程度に削りスペースを作ります。
●アタッチメント
歯を動かしやすくするために歯とほぼ同じ色のプラスチックを付け引っ掛かりを利用して動きやすくします。アタッチメントの個数や設置場所はドクターの治療計画によって異なります。
④ドクターによる経過観察
通院の間隔はマウスピースの量や支払いにもよりますが大体2ヶ月に1回程度になります。
⑤保定期間
矯正終了後は後戻りを防止するためにリテーナーと呼ばれる装置を装着します。矯正終了後2年は矯正中と変わらず日中もつけて頂き、2年経過すれば就寝中のみ装着して頂きます。
いかがだったでしょうか?
今日はマウスピース矯正についてのお話でした。
歯列矯正に興味がある方は無料相談も行っていますので是非気軽にお越しください。