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口内炎

こんにちは! 中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は今回口内炎についてお話していきたいと思います。

口内炎はお口の中の粘膜に炎症が起きている状態です。 頬の内側や舌、唇などの粘膜に発症し、炎症による痛みを伴います。 口内炎ができるメカニズムは、口腔内に触れる食べ物や細菌、ウイルス、ほこりなとが粘膜に付着し不潔になり、生活リズムや栄養バランスの乱れ、ストレスなどの体調不良で免疫が弱り細菌が繁殖し優位になります。 こうして炎症を起こし口内炎が出来ます。

口内炎の分類

口内炎はアフタ性口内炎、外傷性口内炎、ヘルペス性口内炎、カンジダ性口内炎に分類されます。

①アフタ性口内炎

特徴

円形または楕円形の白っぽい 原因 : 免疫力の低下 栄養障害 ストレス 疲労 睡眠不足 など

②外傷性口内炎

特徴

外的刺激によりできた傷に細菌が繁殖して炎症が起こり、びらん・潰瘍などができる 原因 : 口腔粘膜の損傷 虫歯 入れ歯の不具合 など

③ヘルペス性口内炎

特徴

高熱が数日続いた後、舌や唇の裏に多数の小さな水泡ができる 原因 : 単純ヘルペスウイルス 水痘帯状ヘルペスウイルス A群コクサッキーウイルス

④カンジダ性口内炎

特徴

白くて柔らかい、コケ状の斑点ができ赤くただれる。口全体のあらゆる部位にできる 原因 : 真菌( カンジダ菌 など )

口内炎の治癒

口内炎を早く治すには以下の4つがあります。

①口腔内を清潔にする

口腔内にはたくさんの菌が潜んでおり、ケアをせずに放置すると増殖してしまいます。 口内炎によって生じた傷口に細菌が侵入し、症状が悪化することを防ぐために普段の歯磨きを念入りに行いましょう。

②うがいをする

のどの奥にたまった細菌も吐き出すことによって全身の免疫力を維持しやすくなり、口腔内と戦う体内環境を維持できます。

③市販薬を用いる

市販薬を使って回復を早める方法も有効です。 口内炎の状態やできた場所によってタイプごとの市販薬を利用しましょう。

④ビタミン摂取

ビタミンB群は粘膜の健康状態を維持するために必要な成分で、不足すると免疫力が低下して傷が治りにくくなります。 ビタミンB2やビタミンB6を積極的に摂取しましょう。

【ビタミンB群が豊富な食材】
・豚ヒレ、豚もも、豚レバー
・マグロ(赤身)、カツオ、ブリ、うなぎ
・枝豆、モロヘイヤ、ほうれん草
・納豆
・アーモンド
・牛乳

基本的には2週間程度で自然に治るため放置していても構いませんが、口内炎に似た症状が出る病気として「口腔癌」や「白板症」といった重い疾患もあるため、症状が長引いたり、再発を繰り返す、患部が肥大化する、などといった症状が見られる場合は迷わず医師に相談しましょう。

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