こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は歯肉増殖についてお話していきます。
歯肉増殖症?
歯肉増殖症(しにくぞうしょくしょう)は、歯ぐきが通常よりも厚くなったり、腫れたりして、歯を覆ってしまう状態のことを指します。健康な歯ぐきはピンク色で引き締まっていますが、歯肉増殖症になると、歯ぐきが赤く腫れ、歯の一部や全部を覆い隠すことがあります。以下は、歯肉増殖症の主な原因と症状です。
歯肉増殖症の原因
- 歯垢や歯石
- 薬の副作用
- ホルモンの変化
- 遺伝的な要因
歯に付着する歯垢や歯石が原因で歯ぐきが炎症を起こし、腫れることがあります。
抗てんかん薬や高血圧治療薬など、一部の薬の副作用として歯ぐきが増殖する場合があります。
妊娠や思春期など、ホルモンバランスの変化が歯ぐきに影響することもあります。
家族内で歯肉増殖症になりやすい体質がある場合もあります。
歯肉増殖症の症状
歯ぐきが腫れ、赤くなる
歯が一部または全部隠れてしまう
歯みがき時に出血しやすくなる
歯ぐきが厚く感じられる
歯肉増殖症の治療方法
歯肉増殖症の治療は原因により異なりますが、以下の方法が一般的です。
- 歯のクリーニング
- 薬の見直し
- 手術
歯科医院で歯垢や歯石を除去することが効果的です。
必要に応じて、医師と相談し、服用薬を変更する場合もあります。
症状が進行している場合、歯ぐきの一部を切除する手術が行われることがあります。
歯肉増殖症は放置すると
歯肉増殖症は放置すると悪化する可能性があるため、気になる症状がある場合は早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。