こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は歯列矯正が終わったあとにつけるリテーナーについてお話していきます。
装着期間と時間
歯列矯正後、歯並びが元に戻らないためにリテーナーを使用します。 基本的に3年程が保定期間と言われています。 最初の2年は矯正期間と同じように食事・歯磨き以外の時間は装着し、最後の1年は就寝中のみ装着します。 初めの数ヶ月は特に歯の周りの骨が安定していない時期で元の位置に歯が戻ろうとするため、重要でありこの保定期間は歯の安定化に必要な時間であり、元の歯並びに戻るリスクを最小限に抑えるために重要な役割を果たします。
リテーナーの種類
リテーナーには、床タイプ・ワイヤータイプ・マウスピースタイプなどがあります。 当院ではマウスピースタイプのリテーナーを使用しています。 歯列全体を覆うため歯並びの保持が強く、透明なので外見を気にせず長時間使用できます。 また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースタイプのリテーナーを使うことで歯や顎への衝撃を緩和でき、歯を守る効果があります。
リテーナーの清掃方法
矯正中のマウスピースと同様でお水と歯ブラシで洗います。 その時に歯磨き粉をつけてお掃除すると歯磨き粉に含まれる研磨剤がマウスピースを傷つけてしまうため、何もつけずに洗いましょう。 また週に数回はマウスピース洗浄剤につけることをオススメしています。 定期的に歯科医師によるチェックと、クリーニングを行うことで美しい歯並びを維持することが出来るため3ヶ月に1度歯科医院への来院をオススメします。