今日は、インビザラインGOはどうして短期間での矯正が可能なのか!
その疑問にお答えしていきます。
「矯正治療」と聞くと、何年もかかるイメージがある方多いのではないでしょうか。
一般的に全顎矯正(前歯から奥歯まで全部の歯を矯正する)となると通常、ほとんどのケースでは2〜3年ほどかかることが多いようです。
また、歯並びが凸凹しているケース(叢生)では、歯を綺麗に並べるためにスペースを作ってあげる必要があります。そのために、「歯を抜く」という処置が必要になるケースが多いです。
歯の状態や矯正クリニックにより様々なケースがありますが、一般的に抜く歯として選択されやすいのが”小臼歯”と呼ばれる、前から4・5番目の歯どちらかか、もしくはその両方。
歯を抜歯することで、歯が窮屈に並んでガタガタに重なってしまっているところにスペースを作ることができます。そうすることで窮屈だった歯並びに余裕ができ、歯をきれいな位置に並べることができるようになります。
では、インビザラインGOでは抜歯なしでどうやって歯を動かしていくのかというと、抜歯をする代わり歯をやすりがけしてスリムにし、窮屈な歯と歯の間隔に余裕を持たせて歯を動かしていきます。
つまり、抜歯して一箇所にまとまったスペースを作るのではなく、
歯を動かすにあたってスペースが必要な部分に、歯をやすりがけして少しずつスペースを設けるということです。
この歯のやすりがけを『IPR』と言います。
IPRでは、歯の表層部分であるエナメル質を一層削ります。
このエナメル質の厚さは約1~2mmあり、IPRで削る量は1本の歯で最大でも約0,4mm程度です。
歯を削ると聞くと、ちょっと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、過去の研究結果よりIPRが原因で虫歯になりやすくなったり、歯が悪くなるという報告はありません。
私もこのIPRを行いましたが、痛みはゼロでもちろん麻酔は不要!
やすりがけをする時、機械の振動を感じる程度でした。
歯並びよって、IPRをする本数や、歯を何ミリやすりがけするかはケースにより様々ですし、また、IPRの作業が不要な場合もあります。
例えば、歯と歯の間に隙間がある”すきっ歯”の歯並びのケースだとIPRは不要だったりします。
このやすりがけが必要なのか、必要な場合どの歯をどれくらい削るのか、などは治療計画が出来上がったタイミングで、矯正をやる前にお伝えできますのでご安心ください。
矯正に必要な治療期間は歯並びによって変わりますが、インビザラインGOなら約半年〜1年で終了するケースがほとんど。
最初にお話しした通り、一般的な矯正にかかる期間と比べるとかなり短い期間で矯正ができちゃうのがインビザラインGOのいいところ。早く歯並びを良くしたい!という方には本当に嬉しいポイントですよね。
開始から大体3ヶ月ほど経過すると、「最近見た目がよくなった!」と感じる患者さんが多いようです。
私自身も2、3ヶ月ほど経過した頃から自分だけでなく周りの人から、歯並び良くなったね!と言われることが増えました。
この変化、矯正治療を続けるモチベーションにすごく繋がります。笑
みなさんもインビザラインGOで、短期間で綺麗な歯並びを手に入れませんか?
では!