マウスピース矯正の仕組み
今日は患者さんからよく聞かれるマウスピース矯正の仕組みについて!
「どうして透明のマウスピースで矯正ができるの?」
「本当にマウスピースで歯が動かせるの?」
今日は、透明のマウスピースでなぜ歯を動かすことができるのか。その理由をお話ししていきます。
歯の矯正と聞いてほとんどの方がイメージするが、このワイヤー矯正かと思います。
マウスピースで歯が動く
一般的によく見るこのワイヤー矯正と、マウスピース矯正の見た目のギャップから本当にマウスピースで歯が動くのかと疑問に思う方がいらっしゃいます。
結論から言うと、もちろんマウスピース矯正でも、ワイヤー矯正同様歯を動かすことが可能です!
実は使用する装置が違うだけで、ワイヤー矯正も、マウスピース矯正も歯を動かす原理は同じです。
マウスピース矯正では、「アタッチメント」という歯とほとん同じ色のポッチをつけて歯に凹凸を作ります。
これが歯を動かす固定源になります。アタッチメントがあることで、マウスピースを歯にしっかりと装着でき、歯を動かしたい方向へと導いてくれるのです。
ワイヤー矯正では、曲げたワイヤーが元に戻ろうとする力で歯が動いていきます。
マウスピースは交換する
マウスピース矯正では、「将来目指す歯並び」に向けて少しずつ形が違うマウスピースが十数枚(枚数は下の歯並びにより異なります)作成され、これを約1週間ずつ使用していきます。
新しいマウスピースに交換していくことで、その度に今の歯並びから少しずつ歯が動き、歯並びが整っていくという仕組みです。
マウスピース矯正のいいところは、ワイヤー矯正に比べて装置が目立ちにくいところ!
私がインビザラインGOのマウスピース矯正を選んだ理由の一つです。
装置の見た目についてはまた違う記事で詳しくお伝えしますね!