スタッフ体験記録

 

矯正のリスクと
トラブル

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は矯正すると起こりえるリスクと
トラブルについてお話していきます。

矯正治療の画像

矯正の治療とは

矯正治療は歯並びや噛み合わせを改善し、美しい笑顔と健康な口腔環境を作るための治療です。
しかし、治療中や治療後には、以下のようなリスクやトラブルが発生する可能性があります。これらを理解し、適切に対処することが重要です。

矯正のリスクとトラブルの原因

  • 歯や歯茎の痛み
  • 矯正装置を調整した直後や装着後しばらくは、歯や歯茎に痛みや違和感を感じることがあります。
    通常は数日で治まりますが、症状が長引く場合は担当の歯科医に相談してください。

  • 装置による口内の傷
  • ブラケットやワイヤーが口の中を傷つけることがあります。この場合、保護用のワックスやジェルを使うことで緩和できます。

  • 歯の移動による一時的な
    不快感
  • 矯正治療中に歯が動くことで、一時的に噛み合わせが不安定になったり、違和感を感じることがあります。
    治療が進むにつれて改善することが多いです。

  • 虫歯や歯周病のリスク増加
  • 矯正装置が付いていると歯磨きが難しくなり、汚れが溜まりやすくなります。そのため、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
    毎日の丁寧な歯磨きや、定期的な歯科医院でのクリーニングが重要です。

  • 歯根吸収
  • 治療によって歯の根が短くなる「歯根吸収」が起こることがあります。これは個人差がありますが、長期的な影響を避けるために治療中の経過観察が必要です。

  • 治療後の後戻り
  • 矯正治療後、保定装置(リテーナー)を適切に使用しないと、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起こることがあります。
    治療後も歯科医の指示に従い、保定装置を正しく使用することが大切です。

  • 治療期間の延長
  • 歯の動きが予想より遅い場合や、装置が破損した場合には、治療期間が予定より長くなることがあります。

  • 予期せぬトラブル
  • 装置の破損やアレルギー反応など、予期せぬトラブルが起こる場合もあります。
    これらに対応するため、何か問題があればすぐに担当の歯科医に相談してください。

安全に治療を進めるために

矯正治療を安全に、かつ効果的に進めるためには、患者様自身の日々のケアと、定期的な通院が欠かせません。
治療を始める前にリスクやトラブルについてしっかりと説明を受け、不安な点は事前に相談することをおすすめします。
矯正治療を通じて、健康で美しい歯並びを目指しましょう!

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口の中のできもの

こんにちは! 中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はお口の中に出来るできものについてお話していきます。

口の中に「できもの」ができると不安になることがあります。
これは口腔内の様々な原因で現れることがあり、見た目や特徴によっていくつかの種類に分類されます。以下に、代表的な種類をわかりやすくご紹介します。

主な口腔内の変化

  • 口内炎
  • 特徴

    ・小さな白色または黄色の丸い潰瘍が多い
    ・周囲は赤く炎症を起こしていることが多い
    ・触ると痛みを感じる

    原因

    ・ストレス、栄養不足(ビタミンB群や鉄分の不足)
    ・口の中を噛んだり傷がついた場合

    改善策

    ・栄養を摂り、十分な睡眠をとる
    ・市販の治療薬で痛みや炎症を和らげる

  • 粘液嚢胞
    (ねんえきのうほう)
  • 特徴

    ・唇や頬の内側に透明または青みがかったぶぶくれのようなもの
    ・痛みは少ないが、違和感がある

    原因

    ・唾液腺が傷つき、唾液が溜まることで発生

    改善策

    ・自然に消えることもある
    大きい場合は歯科や口腔外科で切除が必要なこともあります。

  • 白板症
  • 特徴

    ・白い斑点状や膜のようなできものが現れる
    ・痛みはほとんどないが、しこりを感じることもある

    原因

    ・刺激(タバコ、アルコール、入れ歯の不適合など)
    場合によっては前がん病変である可能性もあります。

    改善策

    ・歯科での診断が必要
    状況によっては生検を行うこともあります。

  • 舌乳頭腫
    (ぜつにゅうとうしゅ)
  • 特徴

    ・舌や口腔内に小さな突起物ができる
    ・痛みはないが、ざらざらした感触がある

    原因

    ・ウイルス感染(ヒトパピローマウイルスが関連する場合がある)

    改善策

    気になる場合はすぐに専門医を受診をおすすめします。

  • 舌がんや口腔がんの可能性
  • 特徴

    ・硬いしこり、長期間治らない潰瘍
    ・出血や痛みを伴う場合が多い

    原因

    ・喫煙や飲酒、慢性的な刺激などがリスク因子

    改善策

    ・早期診断が重要
    気になる場合はすぐに専門医を受診をおすすめします。

  • その他の原因に
    よるできもの
  • ヘルペス性口内炎

    小さな水ぶくれが集まる、
    ウイルス感染によるもの

    アフタ性口内炎

    ストレスや免疫低下で繰り返し発生 口の中のできものは、軽いものから重篤な疾患のサインであることもあります。

2週間以上治らない場合や痛みが強い場合は、早めに歯科や口腔外科を受診しましょう。
口腔内の健康を守るためには、日頃の口腔ケアと健康的な生活習慣が大切です!

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ストレスから来る口腔内の変化

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はストレスからくる口腔内の変化についてお話します。

ストレスは口腔内にもさまざまな影響を与えることがあります。 ストレスが原因で発生する主な口腔内の変化には、以下のようなものがあります。

主な口腔内の変化

  • 口内炎
  • 口内炎はストレスによって免疫力が低下し、口の中に小さな潰瘍ができることがあります。 これらの潰瘍は痛みを伴い、食事や会話がしづらくなることもあります。 また、ストレスを感じると無意識に歯ぎしりや食いしばりをすることがあり、これが続くと歯がすり減ったり、顎の筋肉に痛みを感じることがあります。 特に寝ている間に起こることが多いですが、昼間のストレスが原因になることもあります。

  • 唾液の分泌減少
  • ストレスは自律神経に影響を与え、唾液の分泌が減少してしまうことがあります。 これにより口の中が乾燥し、ドライマウスが起こることがあります。 ドライマウスは、口臭や口腔内の不快感を引き起こし、虫歯や歯周病のリスクを高めることにもつながります。

  • 生活習慣の乱れ
  • ストレスが続くと、食生活の乱れや不規則な生活習慣が引き起こされ、歯周病の悪化や歯の着色が進行することもあります。 特に、タバコやコーヒーなどの摂取が増えることが歯の色に影響を与えることがあります。 これらの口腔内の問題を防ぐためには、ストレス管理が重要です。 リラクゼーションや趣味の時間を持つこと、規則正しい生活を心がけることが、口腔内の健康を守る助けとなります。 また、定期的な歯科検診を受けることも予防に役立ちます。

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歯肉増殖

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は歯肉増殖についてお話していきます。

歯肉増殖症?

歯肉増殖症(しにくぞうしょくしょう)は、歯ぐきが通常よりも厚くなったり、腫れたりして、歯を覆ってしまう状態のことを指します。健康な歯ぐきはピンク色で引き締まっていますが、歯肉増殖症になると、歯ぐきが赤く腫れ、歯の一部や全部を覆い隠すことがあります。以下は、歯肉増殖症の主な原因と症状です。

歯肉増殖症の原因

  • 歯垢や歯石
  • 歯に付着する歯垢や歯石が原因で歯ぐきが炎症を起こし、腫れることがあります。

  • 薬の副作用
  • 抗てんかん薬や高血圧治療薬など、一部の薬の副作用として歯ぐきが増殖する場合があります。

  • ホルモンの変化
  • 妊娠や思春期など、ホルモンバランスの変化が歯ぐきに影響することもあります。

  • 遺伝的な要因
  • 家族内で歯肉増殖症になりやすい体質がある場合もあります。

歯肉増殖症の症状

歯ぐきが腫れ、赤くなる

歯が一部または全部隠れてしまう

歯みがき時に出血しやすくなる

歯ぐきが厚く感じられる

歯肉増殖症の治療方法

歯肉増殖症の治療は原因により異なりますが、以下の方法が一般的です。

  • 歯のクリーニング
  • 歯科医院で歯垢や歯石を除去することが効果的です。

  • 薬の見直し
  • 必要に応じて、医師と相談し、服用薬を変更する場合もあります。

  • 手術
  • 症状が進行している場合、歯ぐきの一部を切除する手術が行われることがあります。

歯肉増殖症は放置すると

歯肉増殖症は放置すると悪化する可能性があるため、気になる症状がある場合は早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

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ドライマウス

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はドライマウスについてお話していきます。

ドライマウスとは?

ドライマウスとは、口の中が乾燥してしまう状態を指します。唾液が十分に分泌されないため、口の中が乾き、さまざまな不快症状や健康リスクが生じます。高齢者に多くみられる症状ですが、若い人にも発生することがあります。。

ドライマウスの原因

  • 加齢
  • 年齢を重ねると唾液の分泌量が減少しやすくなります。

  • 薬の副作用
  • 抗うつ薬や抗アレルギー薬など、一部の薬は副作用で唾液の分泌を抑えてしまうことがあります。

  • ストレスや緊張
  • 精神的なストレスや緊張が唾液分泌に影響することもあります。

  • 生活習慣
  • 水分摂取が不足していたり、アルコールやカフェインの摂取が多いと口が乾きやすくなります。

  • 病気
  • 糖尿病やシェーグレン症候群なども原因になることがあります。

ドライマウスの症状

口の中が乾いて話しづらくなる

口臭が気になる

味覚が鈍くなる

口の中がヒリヒリする

むし歯や歯周病のリスクが増加する

ドライマウスの対策

  • 水分補給
  • こまめに水を飲むことで口の乾きを防ぎます。

  • 保湿スプレーやジェルの使用
  • ドラッグストアで手に入るドライマウス用の保湿製品を利用するのも効果的です。

  • 口の中を潤す食べ物
  • ガムを噛むことで唾液の分泌を促進できます。砂糖不使用のガムを選ぶとむし歯の予防にもなります。

  • 加湿器の利用
  • 室内が乾燥している場合は加湿器を使い、空気を適度に潤わせましょう。

  • 医師に相談
  • 薬の副作用が原因の場合、医師に相談して対策を検討することもおすすめです。

    ドライマウスを放置すると

    ドライマウスを放置すると、むし歯や歯周病、さらには口内炎などのリスクが高まります。日常生活の快適さにも影響するため、気になる場合は早めに対策をとることが大切です。

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マウスピース矯正

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は矯正の無料相談についてお話ししていきます。

マウスピース矯正の無料相談

今回は矯正の無料相談についてお話ししていきます。
当院では、マウスピース矯正にご興味のある方のために、無料相談を実施しています。
以下は、相談時の流れや内容についてのご説明です。初めての方でも安心してご利用いただけるように、わかりやすくお伝えいたします。

気になる部分を丁寧にヒアリング

まず、患者様がどのような部分を気にされているのかを詳しくお伺いします。例えば、「前歯の隙間が気になる」「噛み合わせが悪い感じがする」など、どんな小さなことでもご相談ください。ご自身の歯並びの悩みをお聞かせいただくことで、より適切な治療方法を提案できるよう努めています。

全体矯正 or 部分矯正の診察

患者様のご希望に合わせて、全体的な歯並びを整える「全体矯正」か、気になる部分に焦点を当てた「部分矯正」かを検討します。どこまで矯正を希望されるか、どの部分が特に気になるかは、患者様によって異なります。そのため、一人ひとりに合った最適な治療方針を一緒に考えていきます。

矯正のシミュレーションを作成

矯正後の歯並びのイメージを、専用のシミュレーションでご確認いただけます。実際にどのように変化するのかを視覚的に見ることで、治療の流れや仕上がりをイメージしやすくなります。この段階でご不明点や不安があれば、どんなことでもご質問ください。

治療期間や費用についての相談

治療にかかる期間や費用についても、具体的にご説明いたします。当院のホームページにも料金表を掲載しておりますが、患者様の状況に合わせたお見積もりをその場でお伝えいたします。支払い方法についても柔軟に対応いたしますので、ご安心ください。 睡眠時無呼吸症候群を合併していることが多くあります。

マウスピースの使い方やリスクの説明

実際のマウスピースの使用方法や、矯正治療に伴うリスクについても、わかりやすく説明いたします。例えば、マウスピースの装着時間やお手入れの方法、治療中に注意するべきことなど、日常生活で気をつけるポイントもお伝えします。リスクについても正直にお話しし、安心して治療に取り組んでいただけるようサポートいたします。 治療を受けるかどうかは、ご自身のペースでじっくりとご検討ください。皆様が納得して矯正治療を始められるよう、誠心誠意サポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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口の機能の衰え(オーラルフレイル)

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はオーラルフレイルについてお話していきます。

オーラルフレイルとは?

オーラルフレイルとは、簡単に言うと「口の機能の衰え」を指します。年齢を重ねると、食べ物をうまく噛めなくなったり、飲み込みにくくなったり、言葉がはっきりしなくなることがあります。これがオーラルフレイルの症状です。オーラルフレイルは、体全体の健康にも深く関わっており、放っておくと食事が取りにくくなり、栄養不足や体力の低下、さらには認知症や寝たきりになるリスクが高まります。

オーラルフレイルの原因

オーラルフレイルが進行する原因の一つは、加齢による筋力の低下や口の中の感覚の鈍化です。特に、舌や唇、顎の筋力が弱くなると、食べ物をうまく噛み砕いたり、飲み込んだりするのが難しくなります。また、歯の健康状態が悪くなることも大きな要因です。歯が抜けたり、歯茎が衰えると、食べ物をしっかりと噛むことができなくなり、噛み合わせの悪さから食事が億劫になります。

オーラルフレイルを
予防するには?

オーラルフレイルは早めに対策をすることで進行を防ぐことができます。
そのためには、まず自分の口の機能の変化に気づくことが大切です。

「最近、固いものを食べるのが難しくなった」
「食事中によくむせる」
「言葉がはっきりしない」

と感じたら、それはオーラルフレイルの初期段階かもしれません。
予防のためには、定期的な歯科検診が非常に効果的です。歯や歯茎の健康状態をチェックし、必要に応じて治療を行うことで、口の機能を保つことができます。また、食事の際に硬いものを意識的に食べたり、よく噛んで食べる習慣をつけることも重要です。さらに、口周りの筋肉を鍛えるための体操や、発声練習を日常生活に取り入れることも、オーラルフレイルの予防に役立ちます。オーラルフレイルは誰にでも起こりうるものですが、早期発見と適切な対策で健康な生活を続けることができます。

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口呼吸

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日は口呼吸についてのお話です。

口呼吸

口呼吸とは?

口呼吸とは吸う、吐くどちらか片方だけでも口から行うことです。テレビを見ているときや安静時にお口がポカンと開いている時は「口呼吸」になっています。通常、人は鼻から息を吸う「鼻呼吸」をしますが、「口呼吸」が習慣になると、舌の位置が下がって、口を閉じるための筋肉が発達不足になってしまいます。

口呼吸になる原因

口呼吸になってしまう原因には、様々なものが挙げられます。

アレルギー性鼻炎・花粉症

花粉やハウスダストによって引き起こされるアレルギー性鼻炎です。鼻水、くしゃみ、鼻詰まりにより鼻呼吸が難しくなってしまい、口呼吸になっていることがあります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

細菌やウイルス感染、鼻中隔湾曲症、アレルギーを原因として副鼻腔で炎症が慢性化したものです。症状の中に鼻詰まりがあります。その他にも黄色い鼻水や鼻ポリープ、後鼻漏、嗅覚障害などがあります。こういったものが原因となり口呼吸になってしまいます。

睡眠時無呼吸症候群

10秒以上息をしない状態が睡眠中に何度も繰り返されます。口呼吸になると舌が後ろに落ちてしまいやすく、睡眠時無呼吸症候群を合併していることが多くあります。

シェーグレン症候群

口の渇き、目の渇き、鼻の渇きが認められる病気です。膠原病に合併症として発症することがあります。根本的な治療がまだ無く、対症療法で症状を抑える治療が行われます。

糖尿病

糖尿病の初期症状として口の中が乾く症状がよく見られます。

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血の場合は口の渇きとともに多量の水分補給が認められます。一年中冷たい飲み物を飲んでいたり、氷を食べている場合は鉄欠乏性貧血の可能性があります。

柔らかい食べ物

柔らかい食べ物ばかり摂取しているとお口周りの筋肉があまり発達せずお口が開いてしまいがちになります。

しゃべる機会が減った

近年ではsnsなどの携帯での連絡ツールが増え、会話をしない機会が増えました。その結果、お口の筋肉が弱まっている方も多くなっています。など、たくさんの理由があげられます。また一つが原因ではなく複数のものが重なって口呼吸になっていることもあります。

口呼吸が及ぼす影響

歯肉が黒ずむ

歯肉が乾燥してしまい、メラニン色素が増えて黒ずんでしまいます。

歯並びが悪くなる

口呼吸をしていると開咬や上顎前突、交叉咬合といった不正咬合や歯肉炎の原因となります。

風邪を引きやすくなる

お口で呼吸すると口が乾燥するので唾液の作用を受けることができません。唾液のもつ抗菌作用は病原菌やウイルスに対する免疫力を高めます。口呼吸すれば細菌やウイルスなどをダイレクトに吸い込んでしまう為、風邪やインフルエンザ、虫歯や歯肉炎になりやすくなります。

口呼吸を治すには?

口呼吸を治すにはMFTという口輪筋のトレーニングが効果的です。受け口や出っ歯などを矯正治療しそれでも口呼吸をしてしまう場合は舌や口輪筋を鍛えるのが有効です。舌先をスポットに当てたまま唾液を飲み込む練習などをし、元の位置に舌を戻していきます。

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舌癖

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日は以前にもご紹介した舌癖について詳しく説明していこうとおもいます。

    舌癖とは?

    無意識に舌で歯を触る、舌で歯を押し出すクセのことを舌癖といいます。 安静時に上下の前歯の間に舌を押し出していたり、食べ物を飲み込む時に舌が前に出るクセ、舌を噛むクセなどもあると、ほんの小さな力でも徐々に歯が謝った方向へ動いていきます。 舌癖があると不正咬合になりやすくなります。

    舌癖があるかセルフチェック!
    舌癖があるかセルフチェックチェックしてみましょう!
    いくつ当てはまるのがありますか?

    ・いつも口が開いている
    ・頬杖をつく
    ・睡眠中にいびきをかいている
    ・歯で舌を噛んでいる
    ・口呼吸している
    ・猫背
    ・滑舌が悪い
    ・舌で前歯の裏側を触る癖がある
    ・飲み込む時に舌が前に出て歯に当たる
    ・口の中がよく乾く
    ・むせやすい
    ・口を閉じると顎に梅干しができる
    ・食べる時に舌を出して食べる
    ・無意識に舌を出す癖がある
    ・くちゃくちゃと音を立てて食べる
    ・食べ物が口からこぼれる

    この中の一つでも当てはまれば舌癖がある可能性があります。舌癖があるとお口の筋肉がバランスが崩れてしまい顎の成長や歯並びに影響が出てしまいます。

    舌癖の原因

  • 指しゃぶり
  • 前回お話しした通り3歳頃までの指しゃぶりは大きな問題はありませんが、4〜5歳になっても指しゃぶりをやめないようであれば指しゃぶりをやめさせましょう。 4〜5歳以上になっても指を吸っていると上の歯と下の歯の間に隙間ができる開咬になってしまったり、上の歯が前に出てしまうことがあります。 他にも指を強く吸っていることで頬が歯を内側へ押し込んでしまい上の歯の歯並びがV字になる狭窄歯列弓になります。

  • 口呼吸
  • 鼻炎や花粉症、扁桃腺肥大やアデノイド、蓄膿症などの疾患により慢性的な鼻詰まりがある場合、口呼吸になってしまいがちです。 口呼吸のままでいると舌が正しい位置のスポットに置けずに下に落ちてしまいます。 これを低位舌といいます。 下に下がったままの状態で何かを食べたり飲んだりすると飲み後時に舌が前に突き出す癖がついてしまいます。 また、口呼吸だとお口が開いてしまっているのでお口周りの筋力も落ちてしまいます。 口呼吸を治さずにいると口腔内が乾燥し、唾液の分泌量が減ってしまい虫歯や歯周病のリスクが高まり、口臭の原因にもなります。 お口の中だけではとどまらず、ウイルスや細菌を直接吸ってしまうので風邪などを引きやすくなってしまいます。

  • 低位舌
  • 舌が正しい位置ではなく常に下の前歯の裏側に舌の先が当たっている状態のことを低位舌といいます。 舌が歯にあたってるので舌の両側に歯形がついていることがあります。 起きている時も口が開いている方は舌が下に下がっているケースがほとんどです。 低位舌の癖があると先程も説明した通り食べ物を食べたり飲んだりする時に舌で舌の前歯を押してしまいます。その結果下の前歯が前に出てしまい受け口や歯と歯の隙間が大きくなる空隙歯列になってしまうことがあります。

  • 舌突出癖
  • 舌を前に出してしまう癖のことを舌突出癖といいます。 開咬や空隙歯列のように歯に隙間があるとその隙間に舌を入れてしまい、余計に舌で歯を押してしまいます。 5舌小帯が短い 舌の裏側にある舌が付いている線のことを舌小帯といいます。 この舌小帯が短いと舌が上に上がりづらく正しい位置に舌が届きません。 上に上がらないと舌が下がったままになってしまいます。 更に滑舌が悪くサ行、タ行、ラ行の発音に影響が出て舌足らずな話し方になってしまうこともあります。

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こどもの悪習癖

こんにちは! 中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はお子さんの悪習癖についてお話ししていきます。 お子さんが日頃している癖が歯並びや噛み合わせに悪影響を与えていることがあります。
その癖をなるべく早い段階で治すと、歯並びや噛み合わせが悪くなることを防ぐことが出来ます。 歯並び.噛み合わせが悪くなる日常的な癖を7つ紹介します。

  • 舌癖(舌で歯を触る)
  • 無意識に舌で歯を触る、舌で歯を押し出すクセのことを舌癖といいます。
    安静時に上下の前歯の間に舌を押し出していたり、食べ物を飲み込む時に舌が前に出るクセ、舌を噛むクセなどもあると、ほんの小さな力でも徐々に歯が謝った方向へ動いていきます。
    舌癖があると不正咬合になりやすいので、歯科医院で舌癖を改善するトレーニングによって口周りの筋肉の発達を正常に促して、矯正治療を受けると効果的です。

  • 指しゃぶり
  • 指しゃぶりは心を落ち着かせるために生後2~3ヵ月頃からほとんどの赤ちゃんに見慣れる習慣です。
    4歳以降まで指しゃぶりの習慣が続くと、指を口の中に入れて吸い続けるため、顎骨の成長が阻害されたり、歯に強い力が加わって、歯並びに影響するので要注意です。

  • 口呼吸
  • テレビを見ているときや安静時にお口がポカンと開いている時は「口呼吸」になっています。
    通常、人は鼻から息を吸う「鼻呼吸」をしますが、「口呼吸」が習慣になると、舌の位置が下がって、口を閉じるための筋肉が発達不足になるので要注意。
    無意識にお口がポカンと開いている場合は正常な舌の位置になるようにトレーニングをして鼻呼吸に改善するとよいでしょう。

  • 食べ物をよく噛まない
  • 食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうクセ、または片側の歯ばかりで食べ物を噛むクセがあると、顎の発達が遅れたり、顎の左右のバランスが乱れて、歯並びに悪影響を与えることがあります。
    あまり柔らかいものばかり食べていると顎骨や歯がしっかりと発達しないため、日頃からしっかりと硬い食べ物を噛み、噛む回数を増やすことも意識するとよいです。

  • 爪を噛む
  • 爪を噛むクセは指しゃぶりのクセと同じく、爪を噛んで前に引っ張るという口の動きによって歯がズレてしまい、歯並び悪化の原因となります。
    子供によっては爪だけでなく、唇やシーツなどを噛むクセがある場合もあり、不安や精神的なストレスが影響している可能性もありますので、早めに改善することが大切です。

  • 歯ぎしり
  • 生後8か月~10か月くらいに乳歯が生え始めて、幼児は歯の位置を決めたり、顎の成長のために歯ぎしりをします。
    人によっては中学生くらいまで成長のために歯ぎしりが続くことも。
    ただし、歯が噛み合わさる力はかなり強く、あまり大きな音で歯ぎしりをする場合は、顎関節に強い負荷がかかることがあるので、歯科医に相談されることをおすすめします。

  • 頬杖をつく
  • 子供が机に座ると頬杖をつくクセがある場合、どちらか片方の顎骨に大きな負荷がかかり、上下の顎骨のゆがみによる歯並びの悪化や顔の変形に繋がるので注意が必要です。
    最近は、マンガを読んだりスマホを寝転びながら頬杖をついて見ている子供も多く見られますので、普段から姿勢を正しておく習慣を付けることも大切です。

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Tel 03-6426-8188


               
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