スタッフ体験記録

 

歯肉増殖

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は歯肉増殖についてお話していきます。

歯肉増殖症?

歯肉増殖症(しにくぞうしょくしょう)は、歯ぐきが通常よりも厚くなったり、腫れたりして、歯を覆ってしまう状態のことを指します。健康な歯ぐきはピンク色で引き締まっていますが、歯肉増殖症になると、歯ぐきが赤く腫れ、歯の一部や全部を覆い隠すことがあります。以下は、歯肉増殖症の主な原因と症状です。

歯肉増殖症の原因

  • 歯垢や歯石
  • 歯に付着する歯垢や歯石が原因で歯ぐきが炎症を起こし、腫れることがあります。

  • 薬の副作用
  • 抗てんかん薬や高血圧治療薬など、一部の薬の副作用として歯ぐきが増殖する場合があります。

  • ホルモンの変化
  • 妊娠や思春期など、ホルモンバランスの変化が歯ぐきに影響することもあります。

  • 遺伝的な要因
  • 家族内で歯肉増殖症になりやすい体質がある場合もあります。

歯肉増殖症の症状

歯ぐきが腫れ、赤くなる

歯が一部または全部隠れてしまう

歯みがき時に出血しやすくなる

歯ぐきが厚く感じられる

歯肉増殖症の治療方法

歯肉増殖症の治療は原因により異なりますが、以下の方法が一般的です。

  • 歯のクリーニング
  • 歯科医院で歯垢や歯石を除去することが効果的です。

  • 薬の見直し
  • 必要に応じて、医師と相談し、服用薬を変更する場合もあります。

  • 手術
  • 症状が進行している場合、歯ぐきの一部を切除する手術が行われることがあります。

歯肉増殖症は放置すると

歯肉増殖症は放置すると悪化する可能性があるため、気になる症状がある場合は早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

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ドライマウス

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はドライマウスについてお話していきます。

ドライマウスとは?

ドライマウスとは、口の中が乾燥してしまう状態を指します。唾液が十分に分泌されないため、口の中が乾き、さまざまな不快症状や健康リスクが生じます。高齢者に多くみられる症状ですが、若い人にも発生することがあります。。

ドライマウスの原因

  • 加齢
  • 年齢を重ねると唾液の分泌量が減少しやすくなります。

  • 薬の副作用
  • 抗うつ薬や抗アレルギー薬など、一部の薬は副作用で唾液の分泌を抑えてしまうことがあります。

  • ストレスや緊張
  • 精神的なストレスや緊張が唾液分泌に影響することもあります。

  • 生活習慣
  • 水分摂取が不足していたり、アルコールやカフェインの摂取が多いと口が乾きやすくなります。

  • 病気
  • 糖尿病やシェーグレン症候群なども原因になることがあります。

ドライマウスの症状

口の中が乾いて話しづらくなる

口臭が気になる

味覚が鈍くなる

口の中がヒリヒリする

むし歯や歯周病のリスクが増加する

ドライマウスの対策

  • 水分補給
  • こまめに水を飲むことで口の乾きを防ぎます。

  • 保湿スプレーやジェルの使用
  • ドラッグストアで手に入るドライマウス用の保湿製品を利用するのも効果的です。

  • 口の中を潤す食べ物
  • ガムを噛むことで唾液の分泌を促進できます。砂糖不使用のガムを選ぶとむし歯の予防にもなります。

  • 加湿器の利用
  • 室内が乾燥している場合は加湿器を使い、空気を適度に潤わせましょう。

  • 医師に相談
  • 薬の副作用が原因の場合、医師に相談して対策を検討することもおすすめです。

    ドライマウスを放置すると

    ドライマウスを放置すると、むし歯や歯周病、さらには口内炎などのリスクが高まります。日常生活の快適さにも影響するため、気になる場合は早めに対策をとることが大切です。

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マウスピース矯正

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は矯正の無料相談についてお話ししていきます。

マウスピース矯正の無料相談

今回は矯正の無料相談についてお話ししていきます。
当院では、マウスピース矯正にご興味のある方のために、無料相談を実施しています。
以下は、相談時の流れや内容についてのご説明です。初めての方でも安心してご利用いただけるように、わかりやすくお伝えいたします。

気になる部分を丁寧にヒアリング

まず、患者様がどのような部分を気にされているのかを詳しくお伺いします。例えば、「前歯の隙間が気になる」「噛み合わせが悪い感じがする」など、どんな小さなことでもご相談ください。ご自身の歯並びの悩みをお聞かせいただくことで、より適切な治療方法を提案できるよう努めています。

全体矯正 or 部分矯正の診察

患者様のご希望に合わせて、全体的な歯並びを整える「全体矯正」か、気になる部分に焦点を当てた「部分矯正」かを検討します。どこまで矯正を希望されるか、どの部分が特に気になるかは、患者様によって異なります。そのため、一人ひとりに合った最適な治療方針を一緒に考えていきます。

矯正のシミュレーションを作成

矯正後の歯並びのイメージを、専用のシミュレーションでご確認いただけます。実際にどのように変化するのかを視覚的に見ることで、治療の流れや仕上がりをイメージしやすくなります。この段階でご不明点や不安があれば、どんなことでもご質問ください。

治療期間や費用についての相談

治療にかかる期間や費用についても、具体的にご説明いたします。当院のホームページにも料金表を掲載しておりますが、患者様の状況に合わせたお見積もりをその場でお伝えいたします。支払い方法についても柔軟に対応いたしますので、ご安心ください。 睡眠時無呼吸症候群を合併していることが多くあります。

マウスピースの使い方やリスクの説明

実際のマウスピースの使用方法や、矯正治療に伴うリスクについても、わかりやすく説明いたします。例えば、マウスピースの装着時間やお手入れの方法、治療中に注意するべきことなど、日常生活で気をつけるポイントもお伝えします。リスクについても正直にお話しし、安心して治療に取り組んでいただけるようサポートいたします。 治療を受けるかどうかは、ご自身のペースでじっくりとご検討ください。皆様が納得して矯正治療を始められるよう、誠心誠意サポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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口の機能の衰え(オーラルフレイル)

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はオーラルフレイルについてお話していきます。

オーラルフレイルとは?

オーラルフレイルとは、簡単に言うと「口の機能の衰え」を指します。年齢を重ねると、食べ物をうまく噛めなくなったり、飲み込みにくくなったり、言葉がはっきりしなくなることがあります。これがオーラルフレイルの症状です。オーラルフレイルは、体全体の健康にも深く関わっており、放っておくと食事が取りにくくなり、栄養不足や体力の低下、さらには認知症や寝たきりになるリスクが高まります。

オーラルフレイルの原因

オーラルフレイルが進行する原因の一つは、加齢による筋力の低下や口の中の感覚の鈍化です。特に、舌や唇、顎の筋力が弱くなると、食べ物をうまく噛み砕いたり、飲み込んだりするのが難しくなります。また、歯の健康状態が悪くなることも大きな要因です。歯が抜けたり、歯茎が衰えると、食べ物をしっかりと噛むことができなくなり、噛み合わせの悪さから食事が億劫になります。

オーラルフレイルを
予防するには?

オーラルフレイルは早めに対策をすることで進行を防ぐことができます。
そのためには、まず自分の口の機能の変化に気づくことが大切です。

「最近、固いものを食べるのが難しくなった」
「食事中によくむせる」
「言葉がはっきりしない」

と感じたら、それはオーラルフレイルの初期段階かもしれません。
予防のためには、定期的な歯科検診が非常に効果的です。歯や歯茎の健康状態をチェックし、必要に応じて治療を行うことで、口の機能を保つことができます。また、食事の際に硬いものを意識的に食べたり、よく噛んで食べる習慣をつけることも重要です。さらに、口周りの筋肉を鍛えるための体操や、発声練習を日常生活に取り入れることも、オーラルフレイルの予防に役立ちます。オーラルフレイルは誰にでも起こりうるものですが、早期発見と適切な対策で健康な生活を続けることができます。

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口呼吸

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日は口呼吸についてのお話です。

口呼吸

口呼吸とは?

口呼吸とは吸う、吐くどちらか片方だけでも口から行うことです。テレビを見ているときや安静時にお口がポカンと開いている時は「口呼吸」になっています。通常、人は鼻から息を吸う「鼻呼吸」をしますが、「口呼吸」が習慣になると、舌の位置が下がって、口を閉じるための筋肉が発達不足になってしまいます。

口呼吸になる原因

口呼吸になってしまう原因には、様々なものが挙げられます。

アレルギー性鼻炎・花粉症

花粉やハウスダストによって引き起こされるアレルギー性鼻炎です。鼻水、くしゃみ、鼻詰まりにより鼻呼吸が難しくなってしまい、口呼吸になっていることがあります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

細菌やウイルス感染、鼻中隔湾曲症、アレルギーを原因として副鼻腔で炎症が慢性化したものです。症状の中に鼻詰まりがあります。その他にも黄色い鼻水や鼻ポリープ、後鼻漏、嗅覚障害などがあります。こういったものが原因となり口呼吸になってしまいます。

睡眠時無呼吸症候群

10秒以上息をしない状態が睡眠中に何度も繰り返されます。口呼吸になると舌が後ろに落ちてしまいやすく、睡眠時無呼吸症候群を合併していることが多くあります。

シェーグレン症候群

口の渇き、目の渇き、鼻の渇きが認められる病気です。膠原病に合併症として発症することがあります。根本的な治療がまだ無く、対症療法で症状を抑える治療が行われます。

糖尿病

糖尿病の初期症状として口の中が乾く症状がよく見られます。

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血の場合は口の渇きとともに多量の水分補給が認められます。一年中冷たい飲み物を飲んでいたり、氷を食べている場合は鉄欠乏性貧血の可能性があります。

柔らかい食べ物

柔らかい食べ物ばかり摂取しているとお口周りの筋肉があまり発達せずお口が開いてしまいがちになります。

しゃべる機会が減った

近年ではsnsなどの携帯での連絡ツールが増え、会話をしない機会が増えました。その結果、お口の筋肉が弱まっている方も多くなっています。など、たくさんの理由があげられます。また一つが原因ではなく複数のものが重なって口呼吸になっていることもあります。

口呼吸が及ぼす影響

歯肉が黒ずむ

歯肉が乾燥してしまい、メラニン色素が増えて黒ずんでしまいます。

歯並びが悪くなる

口呼吸をしていると開咬や上顎前突、交叉咬合といった不正咬合や歯肉炎の原因となります。

風邪を引きやすくなる

お口で呼吸すると口が乾燥するので唾液の作用を受けることができません。唾液のもつ抗菌作用は病原菌やウイルスに対する免疫力を高めます。口呼吸すれば細菌やウイルスなどをダイレクトに吸い込んでしまう為、風邪やインフルエンザ、虫歯や歯肉炎になりやすくなります。

口呼吸を治すには?

口呼吸を治すにはMFTという口輪筋のトレーニングが効果的です。受け口や出っ歯などを矯正治療しそれでも口呼吸をしてしまう場合は舌や口輪筋を鍛えるのが有効です。舌先をスポットに当てたまま唾液を飲み込む練習などをし、元の位置に舌を戻していきます。

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舌癖

みなさんこんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日は以前にもご紹介した舌癖について詳しく説明していこうとおもいます。

    舌癖とは?

    無意識に舌で歯を触る、舌で歯を押し出すクセのことを舌癖といいます。 安静時に上下の前歯の間に舌を押し出していたり、食べ物を飲み込む時に舌が前に出るクセ、舌を噛むクセなどもあると、ほんの小さな力でも徐々に歯が謝った方向へ動いていきます。 舌癖があると不正咬合になりやすくなります。

    舌癖があるかセルフチェック!
    舌癖があるかセルフチェックチェックしてみましょう!
    いくつ当てはまるのがありますか?

    ・いつも口が開いている
    ・頬杖をつく
    ・睡眠中にいびきをかいている
    ・歯で舌を噛んでいる
    ・口呼吸している
    ・猫背
    ・滑舌が悪い
    ・舌で前歯の裏側を触る癖がある
    ・飲み込む時に舌が前に出て歯に当たる
    ・口の中がよく乾く
    ・むせやすい
    ・口を閉じると顎に梅干しができる
    ・食べる時に舌を出して食べる
    ・無意識に舌を出す癖がある
    ・くちゃくちゃと音を立てて食べる
    ・食べ物が口からこぼれる

    この中の一つでも当てはまれば舌癖がある可能性があります。舌癖があるとお口の筋肉がバランスが崩れてしまい顎の成長や歯並びに影響が出てしまいます。

    舌癖の原因

  • 指しゃぶり
  • 前回お話しした通り3歳頃までの指しゃぶりは大きな問題はありませんが、4〜5歳になっても指しゃぶりをやめないようであれば指しゃぶりをやめさせましょう。 4〜5歳以上になっても指を吸っていると上の歯と下の歯の間に隙間ができる開咬になってしまったり、上の歯が前に出てしまうことがあります。 他にも指を強く吸っていることで頬が歯を内側へ押し込んでしまい上の歯の歯並びがV字になる狭窄歯列弓になります。

  • 口呼吸
  • 鼻炎や花粉症、扁桃腺肥大やアデノイド、蓄膿症などの疾患により慢性的な鼻詰まりがある場合、口呼吸になってしまいがちです。 口呼吸のままでいると舌が正しい位置のスポットに置けずに下に落ちてしまいます。 これを低位舌といいます。 下に下がったままの状態で何かを食べたり飲んだりすると飲み後時に舌が前に突き出す癖がついてしまいます。 また、口呼吸だとお口が開いてしまっているのでお口周りの筋力も落ちてしまいます。 口呼吸を治さずにいると口腔内が乾燥し、唾液の分泌量が減ってしまい虫歯や歯周病のリスクが高まり、口臭の原因にもなります。 お口の中だけではとどまらず、ウイルスや細菌を直接吸ってしまうので風邪などを引きやすくなってしまいます。

  • 低位舌
  • 舌が正しい位置ではなく常に下の前歯の裏側に舌の先が当たっている状態のことを低位舌といいます。 舌が歯にあたってるので舌の両側に歯形がついていることがあります。 起きている時も口が開いている方は舌が下に下がっているケースがほとんどです。 低位舌の癖があると先程も説明した通り食べ物を食べたり飲んだりする時に舌で舌の前歯を押してしまいます。その結果下の前歯が前に出てしまい受け口や歯と歯の隙間が大きくなる空隙歯列になってしまうことがあります。

  • 舌突出癖
  • 舌を前に出してしまう癖のことを舌突出癖といいます。 開咬や空隙歯列のように歯に隙間があるとその隙間に舌を入れてしまい、余計に舌で歯を押してしまいます。 5舌小帯が短い 舌の裏側にある舌が付いている線のことを舌小帯といいます。 この舌小帯が短いと舌が上に上がりづらく正しい位置に舌が届きません。 上に上がらないと舌が下がったままになってしまいます。 更に滑舌が悪くサ行、タ行、ラ行の発音に影響が出て舌足らずな話し方になってしまうこともあります。

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こどもの悪習癖

こんにちは! 中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回はお子さんの悪習癖についてお話ししていきます。 お子さんが日頃している癖が歯並びや噛み合わせに悪影響を与えていることがあります。
その癖をなるべく早い段階で治すと、歯並びや噛み合わせが悪くなることを防ぐことが出来ます。 歯並び.噛み合わせが悪くなる日常的な癖を7つ紹介します。

  • 舌癖(舌で歯を触る)
  • 無意識に舌で歯を触る、舌で歯を押し出すクセのことを舌癖といいます。
    安静時に上下の前歯の間に舌を押し出していたり、食べ物を飲み込む時に舌が前に出るクセ、舌を噛むクセなどもあると、ほんの小さな力でも徐々に歯が謝った方向へ動いていきます。
    舌癖があると不正咬合になりやすいので、歯科医院で舌癖を改善するトレーニングによって口周りの筋肉の発達を正常に促して、矯正治療を受けると効果的です。

  • 指しゃぶり
  • 指しゃぶりは心を落ち着かせるために生後2~3ヵ月頃からほとんどの赤ちゃんに見慣れる習慣です。
    4歳以降まで指しゃぶりの習慣が続くと、指を口の中に入れて吸い続けるため、顎骨の成長が阻害されたり、歯に強い力が加わって、歯並びに影響するので要注意です。

  • 口呼吸
  • テレビを見ているときや安静時にお口がポカンと開いている時は「口呼吸」になっています。
    通常、人は鼻から息を吸う「鼻呼吸」をしますが、「口呼吸」が習慣になると、舌の位置が下がって、口を閉じるための筋肉が発達不足になるので要注意。
    無意識にお口がポカンと開いている場合は正常な舌の位置になるようにトレーニングをして鼻呼吸に改善するとよいでしょう。

  • 食べ物をよく噛まない
  • 食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうクセ、または片側の歯ばかりで食べ物を噛むクセがあると、顎の発達が遅れたり、顎の左右のバランスが乱れて、歯並びに悪影響を与えることがあります。
    あまり柔らかいものばかり食べていると顎骨や歯がしっかりと発達しないため、日頃からしっかりと硬い食べ物を噛み、噛む回数を増やすことも意識するとよいです。

  • 爪を噛む
  • 爪を噛むクセは指しゃぶりのクセと同じく、爪を噛んで前に引っ張るという口の動きによって歯がズレてしまい、歯並び悪化の原因となります。
    子供によっては爪だけでなく、唇やシーツなどを噛むクセがある場合もあり、不安や精神的なストレスが影響している可能性もありますので、早めに改善することが大切です。

  • 歯ぎしり
  • 生後8か月~10か月くらいに乳歯が生え始めて、幼児は歯の位置を決めたり、顎の成長のために歯ぎしりをします。
    人によっては中学生くらいまで成長のために歯ぎしりが続くことも。
    ただし、歯が噛み合わさる力はかなり強く、あまり大きな音で歯ぎしりをする場合は、顎関節に強い負荷がかかることがあるので、歯科医に相談されることをおすすめします。

  • 頬杖をつく
  • 子供が机に座ると頬杖をつくクセがある場合、どちらか片方の顎骨に大きな負荷がかかり、上下の顎骨のゆがみによる歯並びの悪化や顔の変形に繋がるので注意が必要です。
    最近は、マンガを読んだりスマホを寝転びながら頬杖をついて見ている子供も多く見られますので、普段から姿勢を正しておく習慣を付けることも大切です。

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着色の着きやすい食べ物について

こんにちは!中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は着色の着きやすい食べ物についてお話していきます。歯の表面につく黄ばみは食べ物が原因で着いてしまいます。

  • 唾液に色がつく濃い色の物
  • 一般的に色の濃い飲食物は唾液に色が着きやすく、その唾液の色が歯に着色していきます。醤油、味噌、ソースなど色の濃い調味料は着色しやすくなります。着色しにくい調味料は塩やハーブ系のスパイスがオススメです。またケチャップやトマト・カレーなども色が着きやすいです。

  • ポリフェノールやアントシアニンを含むもの
  • 赤ワイン、ブルーベリー、ぶどう、いちご、チョコレートやココアなどはポリフェノールやアントシアニンを多く含む着色しやすい食べ物です。イソフラボンもポリフェノールの1種です。豆腐や納豆・豆乳などに含まれる大豆イソフラボンも着色の原因となります。

  • タンニン・カテキンを含むもの
  • タンニンはポリフェノールの一種で「渋」と言われる成分です。食器に茶渋が着くのと一緒で歯にも着色が着きます。コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶などの飲み物や、バナナ、りんご、柿などのフルーツが挙げられます。

  • ナッツ類
  • 色の濃くないナッツ類は着色しにくいと思われがちですが、実はインクの材料として使われた歴史があるほど色素を多く含む食品です。色の濃い飲食物でなくても着色を助けてしまう「着色補助食品」というものがあります。着色補助食品はそれだけでは着色しませんが、口の中を酸性化させる食品のため、歯の表面のミネラルが溶ける「脱灰」という状態が起きその部分が着色しやすくなります。

代表的な着色補助食品

炭酸飲料アルコールスポーツドリンク柑橘系の飲食物お酢梅干しなどの酸性のもの着色補助食品と着色が着きやすい食べ物の組み合わせは最も着色しやすい組み合わせです。
例)カレー+炭酸飲料やアルコールなど

歯に着色を起こしやすい
生活習慣

着色しやすい食生活を避けていても生活習慣が原因で着色は起こします。

タバコ

タバコを吸うと「ヤニ」がつきます。ヤニというのはタバコに含まれるタールという成分です。タールは黒褐色の脂っぽい液体で粘着性があり、非常に着色しやすい物質です。喫煙をしている限りはタールによる着色を繰り返します。喫煙による着色は歯だけではなく口の中の粘膜にも起こります。通常はピンク色の歯茎が赤黒く変色します。喫煙は審美面でも健康面でもお口にとって害の多い習慣です。見た目が悪くなるだけではなく歯周病で歯を失うリスクが増加します。

口呼吸

呼吸は鼻呼吸が正常ですが、口呼吸をする方は口の中が乾燥しがちになり着色しやすい口腔環境になります。通常お口の中は唾液で潤っており唾液による汚れを洗い流す作用が働いています。ですが口呼吸のため口が乾燥し唾液の作用が減少し、歯の表面が乾き着色しやすくなってしまいます。口呼吸は着色が着きやすいだけではなく、虫歯や歯周病、口臭のリスクも増加します。口呼吸が習慣化している方は口を閉じ、鼻呼吸に変えていけるように意識しましょう。

うがい薬

ポビドンヨードが含まれたうがい薬など色の濃いうがい薬は着色の原因になる事があります。うがい自体は病気予防のためになるので問題ありませんが、色の濃いうがい薬を使用した際はお口の中にうがい薬が残らないために最後に普通の水でうがいすることをオススメします。

着色を防ぐ対処法

着色しやすい飲食物はたくさんあるため、避けることも難しいです。
そのため着色しやすい食事を取ったあとに次のような対処をすることで歯への着色を防ぐことが出来ます。

食事中の飲み物は水

食事の合わせ方によってはより一層着色しやすくなるため食事中の飲み物はお茶類ではなくミネラルウォーターなどのお水がおすすめです。食事中にお水を飲むことで着色の原因を洗い流す作用もあります。

食後は歯磨きやうがいをする

食事をした後に歯磨きやうがいをすることで着色の原因を洗い流すことが出来ます。

ストローを使う

熱いお茶などには使用できませんが、ストローを使ってなるべく歯につかないようにします。

着色が着いたときの対処法

歯医者でのクリーニング

歯医者で受けることが出来る歯の表面のクリーニング「PMTC」により着色を除去することが出来ます。PMTCでは自分のケアでは除去しきれない細菌まで除去することが出来るた虫歯予防や歯周病予防になります。

歯磨き粉

ホワイトニング効果のある歯磨きは着色除去の効果があります。色んな商品が出ているためしっかり成分を確認してから選びましょう。ただし研磨剤を多く含んだ歯磨き粉は歯の表面を傷つけ再び着色する原因になります。そのため研磨剤の粒子が滑らかなものを使用するのが望ましいです。

ホワイトニング

着色汚れをとっても歯の色が気になる方はホワイトニングがオススメです。ホワイトニングは歯医者で行う「オフィスホワイトニング」と、お家で行う「ホームホワイトニング」があります。当院では両方のホワイトニングを取り扱っているため、気になる方はいつでもご相談下さい。

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虫歯によって歯を失うリスク

こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。

今回は虫歯によって歯を失うリスクについてお話していきます。
まず歯を失うリスクがある病気は大きく分けて3つあります。

①虫歯

虫歯とは細菌によって歯が溶かされる病気であり自然に治癒することはありません。
虫歯の進行度は下記のように分類されます。
進行度が重症になるにつれ数字が大きくなるためC4の虫歯は重症度が高い虫歯となります。 C1などの軽度の虫歯は削って治療すれば済みますが、C3やC4の虫歯を放置していると歯の根を残してほとんど溶けて無くなってしまうため抜歯のリスクが非常に上がります。

C0 初期虫歯

C1 軽度の虫歯

エナメル質までしか削らないので痛みは無い

C2 軽中度の虫歯

象牙質まで削るため痛みはあるが麻酔を使うと痛みは軽減される

C3 中度の虫歯

神経まで犯されている為神経が生きている場合の治療は激痛で麻酔が必須

C4 重度の虫歯

ほぼ治療不可。 抜歯と抜歯後に痛みがあるが抜歯の痛みは麻酔で防止し抜歯後は痛み止めを服用すれば軽減する

②歯髄炎

歯髄炎とは歯の神経が炎上を起こしている状態のことをいいます。 一般的な原因として最も多いのは虫歯です。 歯の神経が充血している状態であれば歯髄炎の初期状態なので、症状としては冷たいものや熱いものを食べたり飲んだりするとしみる程度で何もしなければ痛みはありません。 この状態だと神経を残すことが出来ます。 ですが虫歯が悪化すると虫歯菌や細菌が神経に到達し痛みが現れ、何もしてなくても痛みを感じます。そうなると神経を取らないといけなくなります。 さらに歯髄炎を放置すると神経が壊死してしまい一旦痛みが治まることがあります。 ただ神経は死んでしまっているため感染した細菌はそのまま歯髄内部に停滞しているので、口臭の原因になったり、症状が根尖性歯周炎に移行してしまいます。

③根尖性歯周炎

歯髄炎を放置すると根尖性歯周炎になります。 根尖性歯周炎とは歯の神経内が壊死してしまいやがて根尖の尖端にある血管などが入ってくる根尖孔から、歯根の周囲の根尖歯周組織に細菌の感染が広がり、病巣が拡大していきます。 その結果歯根の尖端に炎症が起きて膿がたまった状態(根尖性歯周炎)が起きます。 症状としては根の先に膿がたまり激しい痛みが生じたり、歯肉や顎が腫れることもあります。 さらに進行すると歯根の先端に溜まった腫瘍が大きくなり歯肉の腫れたところに穴ができ膿が外へ出てくる事もあります。 根尖性歯周炎になると一般的には歯を残す確率は下がると言われており、根管治療あるいは抜歯になります。

抜歯が必要とする歯を放置するリスク

  • 周囲の歯が虫歯になる可能性が高まる
  • 抜歯を洗濯せざるを得ない状態の歯は、グラグラしたり穴が空いたり溶けたりしているため食べ物を噛み砕くのは難しいです。 実際には使用できない歯を残しているため、その歯にいる虫歯菌が周囲の歯に感染することがあります。 全体的な口腔機能を考えた場合大きなマイナスになってしまうため、他の健康な歯が虫歯菌に感染しないためにも早めの抜歯をオススメします。

  • 骨吸収が起こる場合がある
  • 虫歯が進行して神経が壊死した場合、歯がもろくなってしまうため歯の根が割れる(歯根破折)が起こることがあります。 顎の骨の量が減った場合、入れ歯が安定しない、インプラントを希望される方はインプラントを埋入する骨がなく入れることが出来ないなどのことが起こります。 口腔機能を維持するためにも重症化した虫歯の放置はしないで下さい。

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よく噛むこと

こんにちは! 中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。

今回は噛むことでもたらす効果についてお話していきます。 人間の体にとって噛むことはとても大切なことで重要な効果を8つもたらすと言われています。

  • 胃腸の働きを良くする
    唾液中の消化酵素の分泌が盛んになり細かく噛み砕くことで胃腸への負担を和らげることが出来ます。
  • 虫歯・歯周病・口臭の予防

    噛むことで唾液の分泌が増え、唾液の抗菌作用によって口の中の清掃効果が高まり、虫歯や歯周病・口臭の予防になります。

  • 肥満を防止する

    噛む回数を増やすと食事をゆっくり摂ることになります。すると満腹中枢が刺激されるまでに時間がかかるため一度に食べ過ぎてしまうことを防げます。
    また、多く噛んで消化が効率的に進み栄養素がより早く吸収されることも満腹感を得やすくなる要因です。

  • 脳の働きを活発にする

    しっかり噛むことで口腔内の筋肉が刺激され脳に咀嚼の情報が送られて、脳は血流を増加させる反応を示します。これにより脳に酸素や栄養素を運ぶ血液の流れが増えて脳の機能が活性化されます。

    また、咀嚼にはストレスを軽減する効果もあります。 ストレスが軽減されると脳の血流が増加し脳の機能が活性化されることが分かっています。

  • 体力の向上

    よく噛むと全身に活力がみなぎり体力が向上します。

  • 味覚が発達する

    じっくりと味わうことができ、味覚が発達します。

  • 発音がはっきりする

    よく噛めばその分舌や唇・口腔内の筋肉が鍛えられます。 口周りの筋肉が発達し言葉の発音もはっきりします。

  • 癌を予防する

    唾液に含まれる酵素には食品中の発がん物質の発がん性を抑制する働きがあると言われています。 ただし、発がんのメカニズムは複雑であり単一の酵素や食物繊維だけで完全に予報できるわけではありません。

    適度な運動や健康的な食生活、喫煙や過剰な飲酒を避けるなど多角的なアプローチが必要です。しっかり噛むためには正しいかみ合わせが必要です。 「上下の噛み合わせが悪い」「上手く噛み合わない」「噛むと頭が痛い」「食べ物を上手く噛みきれない」などの症状があると違和感や痛みがありたくさん噛むことが難しくなります。

    また、噛み合わせが正常でないと噛む回数が減るだけではなく、磨きにくく磨き残しが増え虫歯や歯周病を発症するなどのリスクもあります。 噛み合わせを治すためには矯正治療が必要となるため気になる方はお気軽にご相談下さい。

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