スタッフ体験記録

 

神経治療はなぜ
時間がかかるの?

みなさんこんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は根管治療はどうして時間がかかるのかお話していきます。

根管治療は、歯の神経が炎症を起こしたり、感染した際に行う精密な治療です。
1回で終わることは少なく、数回の通院が必要になることが一般的です。
その理由は大きく3つあります。

  • 根管の構造が複雑で、慎重な処置が必要
  • 歯の根の中(根管)はとても細く、湾曲していたり、枝分かれしていることもあります。
    感染した組織を丁寧に取り除き、きれいにするには、細かい作業と時間が必要です。

  • 再発を防ぐために、しっかり消毒する必要がある
  • 根管の中に細菌が残ると、炎症が再発し、治療をやり直すことになることもあります。
    根管内を確実に殺菌し、感染を防ぐためには、数回に分けて薬を交換しながら治療を進める必要があります。

  • 歯を長持ちさせるための慎重な処置
  • 治療を急ぐと、見えない部分に細菌が残り、後々トラブルにつながることがあります。
    根管治療は「歯を残すための最後の砦」とも言われる大切な処置です。
    時間をかけて丁寧に治療することが、歯を長持ちさせることにつながります。

根管治療は根気のいる治療ですが、しっかり治せば歯を抜かずに済む可能性が高まります。
少し時間はかかりますが、大切な歯を守るため、一緒に治療を進めていきましょう。

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歯磨き粉の成分

みなさんこんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は歯磨き粉についてお話していきます。

みなさんが毎日使う歯磨き粉ですが、たくさん種類があってどれを使えばいいのか分からないなんてことありませんか?
以下では歯磨き粉の種類・成分について説明していきます。

歯磨き粉の種類(目的別)

歯磨き粉は、主に以下の目的に合わせて選ばれています。
製品名ではなく、効果・目的に基づく分類です。

  • 虫歯予防
  • 主にフッ素が配合され、歯のエナメル質を強化してむし歯の発生を抑える働きがあります。

  • 歯周病予防
  • 抗菌・抗炎症成分が含まれており、プラーク(歯垢)の除去や歯茎の炎症を抑える効果があります。

  • 知覚過敏用
  • 冷たいものや熱いものを摂取した際のしみる痛みを軽減するため、硝酸カリウム乳酸アルミニウムなどの成分が配合されています。

  • ステイン除去
  • 歯の表面の汚れ(着色汚れ)を落とし、自然な白さを保つための成分(例:ポリリン酸ナトリウム、ハイドロキシアパタイト)が使われています。

主な薬用成分とその効果

歯磨き粉に配合される薬用成分は、目的に応じてさまざまな働きをします。以下に、主要な成分とその効果をまとめました。

  • フッ素(フッ化物ナトリウム)
  • 【効果】エナメル質を強化し、再石灰化を促進することで虫歯の発生や進行を予防します。
    ※歯磨き粉では1,400~1,500ppm程度の高濃度が一般的です。

  • 塩化セチルピリジニウム
  • 【効果】口腔内の細菌を殺菌し、歯周病の原因となる菌の増殖を抑えます。

  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • 【効果】抗炎症作用があり、歯茎の炎症や出血を抑制します。

  • 硝酸カリウム
  • 【効果】歯の神経への刺激伝達を抑制し、冷たいものや熱いものを摂取した際のしみる痛みを軽減します。

  • 乳酸アルミニウム
  • 【効果】歯の表面にある微小な穴(象牙細管)を塞ぐことで、外部の刺激から神経を守り知覚過敏を予防します。

  • ポリリン酸ナトリウム
  • 【効果】歯石の沈着を抑制し、歯表面のステイン(着色汚れ)を浮かせて除去しやすくします。

  • ハイドロキシアパタイト
  • 【効果】歯のエナメル質の再構築を促し、傷ついた部分を修復することで、歯本来の白さや健康を保ちます。

まとめ

  • 虫歯予防
  • フッ素が歯の再石灰化を促進し、むし歯の発生を防ぎます。

  • 歯周病予防
  • 抗菌成分(塩化セチルピリジニウム)や抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウム)で、プラークの除去や歯茎の健康維持に寄与します。

  • 知覚過敏対策
  • 硝酸カリウムと乳酸アルミニウムが、神経の刺激を抑えてしみる痛みを和らげます。

  • ホワイトニング
  • ポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイトが、歯の表面の着色汚れを除去し、元の白さを保ちます。

各目的に応じた歯磨き粉を選ぶことで、日々のオーラルケアがより効果的になり、健康な歯と歯茎を維持することができます。
自分の口内の状態や悩みに合わせて、適切な成分が配合された歯磨き粉を選んでみてください。

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マウスピース矯正を
成功させるために
大事なこと

みなさんこんにちは。

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今日はマウスピース矯正を成功させるために大事なことについてお話したいと思います。

マウスピース矯正を
成功させるためには

マウスピース矯正(インビザラインなど)は、目立ちにくく取り外し可能なメリットがありますが、適切に使用しないと効果が得られにくいこともあります。矯正を成功させるために大切なポイントを紹介します。

  • 装着時間を守る
  • マウスピース矯正は、1日20~22時間以上の装着が推奨されています。装着時間が短いと歯が計画通りに動かず、治療が長引いたり効果が得られなかったりする可能性があります。食事や歯磨き以外は、できるだけ装着するよう心がけましょう。

  • チューイーをしっかり噛む
  • マウスピースを装着したら、チューイー(専用のシリコン製グッズ)を毎回2~3分ほど噛むことが大切です。これにより、マウスピースが歯にしっかりフィットし、計画通りに歯が動きやすくなります。特に新しいマウスピースに交換した直後は、意識して噛むようにしましょう。

  • 浮きがないか毎回鏡で確認
  • マウスピースが浮いていると、歯が正しく動かず治療がうまく進みません。装着後は必ず鏡で確認し、マウスピースが歯にぴったり密着しているかチェックしましょう。浮きがある場合は、チューイーをしっかり噛んで調整し、それでも改善しないときは歯科医に相談してください。

  • 交換スケジュールを守る
  • マウスピースは通常1~2週間ごとに新しいものに交換します。スケジュールを守らないと、歯の動きが計画通りに進まなくなります。自己判断で交換時期をずらさず、歯科医の指示に従いましょう。

  • 歯科医院でこまめに
    チェックしてもらう
  • 自己管理だけでは気づけない問題もあるため、定期的に歯科医院でチェックを受けることが重要です。歯が計画通りに動いているか、マウスピースが正しく機能しているかを確認してもらいましょう。少しでも違和感がある場合は、すぐに相談することが大切です。

  • 適切な保管をする
  • マウスピースは高温に弱いため、熱湯で洗ったり、直射日光の当たる場所に置いたりしないようにしましょう。また、外した際は専用ケースに入れておかないと紛失や破損の原因になります。

  • 口腔ケアを徹底する
  • マウスピース矯正中は虫歯や歯周病になりやすいため、食後は必ず歯を磨きましょう。マウスピースをはめる前に歯磨きを怠ると、汚れが閉じ込められて菌が繁殖しやすくなります。マウスピースも定期的に洗浄しましょう。

  • 途中でやめない
  • 矯正は長期間かかるため、途中で挫折しないことが重要です。治療計画に沿ってしっかり続けることで、理想の歯並びに近づきます。モチベーションを維持するために、治療前後の写真を撮って変化を実感するのもおすすめです。

マウスピース矯正は、正しく使用すれば確実に効果が出る治療法です。歯科医の指導を守りながら、根気よく続けましょう。

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年齢別の歯が残っている
本数の平均と歯の寿命

みなさんこんにちは。

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。今日は年齢ごとの歯が残っている本数の平均と歯の寿命についてです。

年齢ごとの残存歯数の平均と
歯の寿命

  • 年齢ごとの残存歯数の平均
  • 日本人の永久歯は親知らずを除くと28本あり、一般的には成長とともに生えそろいます。しかし、加齢や生活習慣、口腔ケアの状況によって歯の本数は徐々に減少していきます。厚生労働省の調査によると、年齢ごとの平均的な残存歯数は以下のようになっています。

    20代・30代 ほとんどの人が
    28本(親知らずを除く)を維持
    40代 26~27本
    (早い人では歯周病や虫歯で
    抜け始める)
    50代 24~26本
    歯周病による抜歯が増加)
    60代 20~24本
    (噛み合わせの問題が出始める)
    70代 15~20本
    (入れ歯を利用する人が増える)
    80代 10~15本
    (「8020運動」の目標である
    20本を維持できる人も)
    90代 5~10本
    (総入れ歯を使う人が多い)

    80歳で20本以上の歯を残すことを目標とした「8020運動」が広まった結果、以前よりも多くの高齢者が自分の歯を維持できるようになりました。しかし、それでも加齢に伴い歯の喪失が進むのが一般的です。

  • 歯の寿命に影響する要因
  • 歯の寿命は、どのようなケアをしているかによって大きく変わります。以下のような要因が歯の寿命に影響を与えます。

    虫歯と歯周病の影響

    虫歯や歯周病は、歯を失う主な原因の一つです。

    ・虫歯:歯の表面が細菌によって侵され、進行すると神経を抜く必要があります。神経を抜いた歯はもろくなり、寿命が短くなります。
    ・歯周病:歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が減少し、歯がぐらついて抜けてしまう病気です。特に中高年以降の歯の喪失の大きな原因となります。

    対策

    ・正しいブラッシングを行い、歯垢や歯石を防ぐ。
    ・歯科検診を定期的に受け、早期発見・早期治療をする。

    噛み合わせと歯ぎしりの影響

    ・噛み合わせの悪さ:特定の歯に過度な負担がかかり、すり減りや破損につながる。
    ・歯ぎしり・食いしばり:歯に大きな負荷を与え、ひび割れや摩耗の原因になる。

    対策

    ・歯科で噛み合わせのチェックを受ける。
    ・歯ぎしりがひどい場合はナイトガード(マウスピース)を使用する。

    生活習慣と食生活の影響

    ・糖分の多い食事:虫歯のリスクを高める。
    ・硬すぎる食べ物:歯に過剰な負担をかける。
    ・喫煙:歯周病のリスクを高め、歯の寿命を縮める。
    ・飲酒:過度な飲酒は口腔内の環境を悪化させる。

    対策

    ・バランスの良い食事を心がける。
    ・禁煙を検討する。
    ・水分補給をして口の中の乾燥を防ぐ(ドライマウス予防)。

    口腔ケアと歯科受診の影響

    ・ブラッシング不足:歯垢が溜まり、虫歯や歯周病の原因となる。
    ・定期検診の未受診:初期段階の問題を見逃し、結果的に歯の喪失につながる。

    対策

    ・1日2~3回、正しい方法で歯磨きをする。
    ・デンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯と歯の間の汚れを除去する。
    ・歯科医院で半年~1年に1回は定期検診を受ける。

  • 予防と対策:
    歯の寿命を延ばすために
  • 歯の寿命を延ばし、できるだけ多くの歯を残すためには、以下のポイントを意識することが重要です。

    正しい歯磨き

    歯ブラシだけではなく、フロスや歯間ブラシを活用して、細かい部分の汚れを取り除くことが大切です。

    定期的な歯科検診

    最低でも半年に1回は歯科医院で検診を受け、クリーニングや早期治療を行いましょう。

    健康的な食生活

    野菜や果物、カルシウムを多く含む食品を摂取し、歯の健康を保つ栄養素を意識しましょう。

    歯ぎしり・食いしばりの対策

    寝ている間に歯ぎしりをする人は、マウスピースを活用することで歯を守ることができます。

    禁煙と適度な飲酒

    タバコは歯周病のリスクを大幅に高めます。禁煙することで歯の寿命を延ばせます。

  • まとめ
  • 加齢とともに歯の本数は減少していきますが、適切なケアを行えば80歳を過ぎても20本以上の歯を残すことは可能です。特に歯周病対策や定期的な歯科検診が重要です。

    「歯は一生の財産」とも言われるように、日頃のケア次第で歯の寿命を延ばすことができます。しっかりとした予防とケアを行い、できるだけ長く自分の歯で食事を楽しめるようにしましょう。

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歯が動く仕組み

みなさんこんにちは。

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。 今日は歯の動く仕組みについてです。

歯の構造

歯は、歯冠、歯根、歯髄、歯周膜などの部分から成り立っています。歯冠は口の中に見える部分で、歯根は歯槽骨に埋まっている部分です。歯は歯根を通じて歯槽骨にしっかりと固定されており、歯槽骨は歯を支える大切な骨です。

また、歯と歯槽骨をつなぐ「歯周膜」という柔らかい組織もあり、この歯周膜が歯が動く仕組みの中心的な役割を担っています。

歯が動くために必要な圧力

歯が動くメカニズムの基本は「圧力」にあります。歯に圧力をかけることで、歯を支える歯周膜や歯槽骨が変化し、歯が動くのです。

例えば、矯正治療では歯に小さな力を継続的に加えることで、歯が少しずつ動いていきます。この圧力は、歯を理想的な位置に導くために使われ、通常は数週間、数ヶ月といった時間をかけて調整します。

歯周膜の役割と反応

歯周膜は歯根を歯槽骨とつなぐ組織で、弾力性があり、圧力に対して敏感に反応します。矯正器具や外的な力が加わると、この歯周膜が圧縮されたり引き伸ばされたりします。

圧力がかかる側の歯周膜は圧縮され、逆に圧力がかからない側は引き伸ばされます。この過程で、歯周膜が周囲の骨に変化を促し、歯の位置が動きます。

骨吸収と骨形成

歯に圧力がかかると、その圧力を受けて歯槽骨に変化が起こります。圧力がかかる方向では「骨吸収」が起こり、歯槽骨が少しずつ溶けていきます。

これは、骨を支える細胞が骨を溶かすためです。反対に、圧力がかからない方向では、新しい骨が作られます。これを「骨形成」と言い、骨を補充するために新しい骨が作られ、歯はその方向に移動します。
この骨の変化は非常に遅く、数週間から数ヶ月かけて少しずつ進行します。

矯正治療での歯の移動

矯正治療では、歯に適切な圧力を継続的に加えることで、歯を移動させます。矯正器具(ワイヤーやブラケット)などを使って歯に力をかけ、歯周膜や歯槽骨を調整していきます。

この過程では、圧力をかけすぎると歯や骨にダメージを与えてしまう可能性があるため、少しずつ力を加えていきます。また、歯の動きには個人差があり、骨の強さや歯の状態によって動くスピードも異なります。

歯が動く速度

歯が動く速度は急激ではなく、時間をかけて少しずつ移動します。通常、矯正治療で歯を動かす速度は1ヶ月に1ミリメートル程度と言われています。

急激に力を加えると、歯根が吸収されたり、歯周組織にダメージを与える恐れがあるため、慎重に力を加えていく必要があります。また、骨が変化するプロセスも時間がかかるため、歯の移動には根気が必要です。

まとめ

歯が動く仕組みは、歯に圧力をかけることで歯周膜や歯槽骨に変化をもたらし、骨が吸収されたり形成されたりする過程によって、歯が新しい位置に移動するというものです。

このメカニズムは、矯正治療やその他の歯科治療において活用されており、歯を理想的な位置に調整するために重要な役割を果たしています。
歯の移動は慎重に行われるべきであり、正しい力で時間をかけて進めることが、歯の健康を保ちながら移動させるためには欠かせません。

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歯並びが悪くなる原因

みなさんこんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。今日は歯並びが変わってくる原因についてお話します。
歯並びが変わってきたと感じることがあるかもしれませんが、その原因はさまざまです。

年齢による変化

特に成長期の子どもでは、顎の成長に合わせて歯が移動することがあり、歯並びが変わるのは自然なことです。成人になると、通常は歯並びが安定しますが、年齢を重ねると歯が少しずつ移動したり、歯周病の影響で歯がぐらつくこともあります。このように、加齢によって歯並びが変化することがあります。

生活習慣の影響

例えば、口呼吸をしていると、舌の位置が正しくなくなり、これが歯並びに悪影響を与えることがあります。また、指しゃぶりや爪を噛む癖、歯ぎしりなども歯に負担をかけ、歯が動いてしまう原因となります。特に歯ぎしりや食いしばりは、歯に強い力を加えるため、歯並びが変わることがあります。

歯の喪失

歯を失ったまま放置しておくと、周りの歯がその空いたスペースに移動し、歯並びが乱れることがあります。特に奥歯や前歯を失った場合、噛み合わせが変わり、歯並びに影響が出やすくなります。このため、歯を失った場合は早めに歯科で治療を受けることが重要です。

歯の健康問題

虫歯や歯周病によって歯が動いたり、ぐらついたりすることがあります。特に歯周病は歯を支える骨に影響を与えるため、歯が不安定になり、歯並びが変わることがあります。
虫歯が進行して歯が欠けたり、歯を失ったりすることでも歯並びに変化が生じることがあります。

矯正治療

矯正治療後に歯並びが戻ることもあります。矯正治療で歯並びを整えた後、治療が終わったからといって、すぐにリテーナー(歯並びを保つ装置)を使用しなくなると、歯が元の位置に戻ろうとすることがあります。
矯正後もリテーナーを使うことが大切で、これを怠ると歯並びが再び変わることがあります。

まとめ

これらの原因が組み合わさることもあり、歯並びが変わることがあります。
もし歯並びが気になるようであれば、早めに歯科で相談することが大切です。歯並びの変化に気づいた時点で対処することで、将来のトラブルを防ぐことができます。

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甘いものを
食べるとしみる!?

こんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。 今回は甘いものを食べるとなぜしみるのかお話していきます。 甘いものを食べたときに歯が「キーン!」としみることはありませんか?
それは「知覚過敏」が原因かもしれません。

知覚過敏とは?

歯の表面は「エナメル質」という硬い層で守られています。
しかし、歯磨きのしすぎや歯ぎしり、加齢などでエナメル質がすり減ると、その内側にある「象牙質」がむき出しになります。 象牙質には神経につながる細かい管(象牙細管)があり、そこから刺激が伝わって「しみる!」と感じるのです。

甘いものでしみるのはなぜ?

甘いものを食べると、口の中の細菌が「酸」を作ります。
この酸が歯を刺激し、象牙細管を通じて神経に伝わるため、しみると感じるのです。 冷たいものや熱いものでも同じようにしみることがあります。

対策は?

ゴシゴシ力を入れずに優しく磨く

知覚過敏用の歯磨き粉を使う

甘いものを食べたら
すぐに水でお口をゆすぐ

歯科医院で相談する
(コーティングや薬の塗布で改善出来ることもあります)

甘いものをおいしく食べるためにも、日頃のケアを大切にしましょう!

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加齢によるお口の変化

こんにちは!

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。今回は加齢に伴うお口の中の変化についてお話ししていきます。年を重ねると、お口の中も少しずつ変化していきます。健康な歯やお口を保つために、どんな変化が起こるのかを知っておきましょう。

  • 唾液の量が減る
  • 年齢とともに唾液の分泌が少なくなり、お口の中が乾きやすくなります。これを「ドライマウス」といいます。口の乾きは、むし歯や口臭の原因になりやすいので注意が必要です。

  • 歯ぐきが下がる
  • 歯ぐきが少しずつ下がって、歯の根元が見えるようになります。その部分はむし歯になりやすいので、丁寧な歯みがきが大切です。

  • 歯がもろくなる
  • 年齢とともに歯のエナメル質がすり減り、歯が弱くなります。かたいものを噛んだときに欠けやすくなるので、無理をしないようにしましょう。

  • 味を感じにくくなる
  • 味を感じるセンサー(味蕾)が減少し、味覚が鈍くなることがあります。特に塩味や甘味を感じにくくなり、濃い味を好むようになることもあります。

  • 入れ歯のトラブルが増える
  • 入れ歯を使っている人は、合わなくなったり、歯ぐきが傷ついたりすることがあります。定期的に歯医者さんでチェックを受けることが大切です。

【健康なお口を保つためにできること】

こまめに水を飲む(お口の乾燥を防ぐ)

優しく丁寧に歯を磨く(歯ぐきを傷つけないように)

フッ素入りの歯磨き粉を使う(歯を強くする)

定期的に歯医者でのクリーニングを行う

加齢による変化は避けられませんが、毎日のケアで健康な歯を守ることができます。お口の健康を維持して、楽しい食事を続けましょう!

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治療した歯が
また虫歯になる理由

みなさんこんにちは。

中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。今日は治療後の歯がまた虫歯になる理由についてお話したいと思います。治療した歯が再度虫歯になる理由はいくつかあります。まず、歯科治療後でも歯を取り巻く環境が完全に虫歯から守られるわけではないため、再発のリスクは存在します。

  • 治療後の歯の摩耗や劣化
  • 歯科治療によって、虫歯が取り除かれた部分には詰め物やクラウン(かぶせ物)が施されますが、これらの材料は永続的に完璧な状態を保つわけではありません。詰め物やクラウンが摩耗したり、ひび割れが生じることで、再度虫歯が進行する可能性があります。特に、食事や硬い物を噛むことが原因で詰め物が傷ついたり、隙間ができると、そこに再び細菌が入り込み、虫歯が再発することがあります。

  • 歯と詰め物の
    接着部分の劣化
  • 詰め物やクラウンが歯に接着される部分は時間の経過とともに劣化することがあります。接着部分が弱くなると、細菌がその隙間から侵入し、再度虫歯が発生するリスクが高まります。また、詰め物と歯の間に隙間ができると、食べ物のカスや汚れがたまり、虫歯を引き起こすことがあります。

  • 不十分な口腔ケア
  • 治療後も歯のケアが不十分だと、虫歯が再発する可能性が高くなります。特に治療した部分は他の部分よりも注意深くブラッシングする必要がありますが、これを怠ると細菌が繁殖しやすくなります。また、歯の隙間や歯茎の境目など、日常のブラッシングでは取りきれない汚れが残ることもあります。定期的なフロスや歯間ブラシの使用が推奨されます。

  • 食生活や生活習慣
  • 糖分が多い食事や飲み物を頻繁に摂取することが虫歯の再発の原因となります。特に甘いものを頻繁に摂ると、歯の表面に細菌が取り込みやすい環境が作られ、酸を生成して歯を溶かす作用を強化します。さらに、喫煙や飲酒も口腔内の健康に悪影響を与え、歯周病や虫歯を引き起こす原因となることがあります。

  • 唾液の質の低下
  • 唾液は口腔内の細菌の抑制に重要な役割を果たしますが、唾液の分泌量が減少したり、質が低下すると、虫歯が再発しやすくなります。口腔乾燥症(ドライマウス)や加齢、薬剤の影響などが原因で唾液の働きが低下すると、虫歯のリスクが高まります。

  • 年齢や体調の変化
  • 加齢に伴い、歯や歯茎が弱くなることがあります。また、免疫力が低下していると、虫歯を引き起こす細菌に対する抵抗力が弱まり、再発しやすくなります。これらの理由から、治療後でも定期的な歯科検診を受け、適切な口腔ケアを続けることが非常に重要です。虫歯が再発する前に早期に発見し、適切な処置を受けることが、健康な歯を維持するための鍵となります。

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クリーニングしたら
痛い?!なぜか?

みなさんこんにちは。

 中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。
今回は歯医者でのクリーニングが痛いのはなぜかお話していきます。
歯のクリーニングで「痛い」と感じることには、主に以下の原因があります。 

  • 歯茎が腫れているから
  • 歯茎が腫れている状態では、少しの刺激でも痛みを感じやすくなります。

    【腫れの原因は主に以下の通りです】

    歯周病や歯肉炎

    歯周病や歯肉炎で炎症が起きていると、クリーニング中に触れられるだけで痛みが強くなります。

    歯石の蓄積

    歯石が長期間放置されると歯茎が炎症を起こし、治療中に痛みを感じることがあります。

  • 歯茎が下がって
    知覚過敏が出るから
  • 歯茎が下がると、歯の根元が露出し、知覚過敏を引き起こします。
    この状態でクリーニングを行うと、冷たい水や器具の刺激で痛みを感じやすくなります。

    加齢や歯ブラシの強い力

    加齢や不適切なブラッシングで歯茎が下がることがあります。

    歯周病の進行

    歯周病が進むと歯茎が下がり、知覚過敏が悪化することがあります。

*痛みを軽減するには?

  • 事前の状態確認と説明
  • 歯茎の腫れや知覚過敏の原因をしっかり確認し、適切な対応方法を説明します。

  • 必要に応じた麻酔の活用
  • 痛みが予想される場合、麻酔を使うことで快適な治療を提供します。

  • 定期的にクリーニングに通う
  • 毎日のセルフケアで歯垢をしっかり除去し歯石が形成されるのを防いだり、定期的に歯科検診に通うことで歯石が溜まりにくくなり痛みを感じにくくなります。
    歯茎の状態によってクリーニングの痛みは大きく変わります。 痛みへの配慮や、クリーニングを行う前に痛みがあることへの説明がある歯科医院を選ぶことで、快適にクリーニングを受けられるようになります。

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