こんにちは!
中延昭和通り歯科の歯科衛生士です。 今回は甘いものを食べるとなぜしみるのかお話していきます。 甘いものを食べたときに歯が「キーン!」としみることはありませんか?
それは「知覚過敏」が原因かもしれません。
知覚過敏とは?
歯の表面は「エナメル質」という硬い層で守られています。
しかし、歯磨きのしすぎや歯ぎしり、加齢などでエナメル質がすり減ると、その内側にある「象牙質」がむき出しになります。 象牙質には神経につながる細かい管(象牙細管)があり、そこから刺激が伝わって「しみる!」と感じるのです。
甘いものでしみるのはなぜ?
甘いものを食べると、口の中の細菌が「酸」を作ります。
この酸が歯を刺激し、象牙細管を通じて神経に伝わるため、しみると感じるのです。 冷たいものや熱いものでも同じようにしみることがあります。
対策は?
ゴシゴシ力を入れずに優しく磨く
知覚過敏用の歯磨き粉を使う
甘いものを食べたら
すぐに水でお口をゆすぐ
歯科医院で相談する
(コーティングや薬の塗布で改善出来ることもあります)
甘いものをおいしく食べるためにも、日頃のケアを大切にしましょう!