スタッフ体験記録

 

歯ブラシをするタイミングだけで
虫歯のリスクを下げられる??

みなさんこんにちは。 中延昭和通り歯科の歯科衛生士です!

今日は歯ブラシをするタイミングについてです。

歯磨きするタイミング

歯磨きはお口の中にある食べかすや歯の表面についた虫歯菌のもとである白い汚れ(歯垢)を取り除きお口の中をキレイにすることです。 歯垢はむし歯や歯周病の主な原因となります。 歯ブラシで歯垢を除去することでお口の中の病気やトラブルを防ぐことができます。

1.歯磨きの回数は最低2回

毎食後磨く(1日3回)がベストですが、お仕事や学校が忙しく1日の歯磨き回数が0〜1回の方もいます。 歯磨き回数はむし歯や歯周病の観点から考えると最低でも2回、出来るなら毎食後がベストです。 1日の歯磨き回数が0〜1回の方は1日2〜3回磨く方と比べてむし歯や歯周病のリスクがかなり高くなっています。 また、お口の中だけでなく歯の影響は全身疾患にまで関係してきます。

2.ご飯を食べた後

以前に説明した通りご飯を食べると食べかすの中の糖分をエサにしてむし歯菌が増えます。そしてこれが歯垢となり歯の表面に付着してしまいます。むし歯菌は酸を作るので歯の表面に付着した汚れから酸を発生させ歯を溶かしてしまいます。歯が溶けた状態がみなさんの知っているむし歯です。 食後の歯磨きは基本的に食べ終わってから30分以内に始めるのが効果的です。

3.就寝前の歯磨き

人は眠っている時、お口の中の唾液の分泌量が減り細菌がとても増えやすい環境になっています。そこに加えて歯磨きをせずに寝てしまうと更にむし歯と歯周病のリスクが高まってしまいます。1日の中で最も重要な歯磨きが夜寝る前です。朝、昼に磨く時に比べて時間を長く取り丁寧に磨くことがとても大切です。この時の時間は5分以上がおすすめです。更にフロスや歯間ブラシもして歯と歯の隙間や歯茎の中に隠れた菌もしっかり落とすことも重要になります。殺菌効果のある洗口剤を使用するのもオススメです。

食後すぐには磨かない方がいい?!

ここ最近テレビなどで食後すぐに歯を磨くと歯を溶かしてしまう、といった記事をよく見かけます。実際に患者様にもすぐは磨かない方が良いと見たんです!という方もいらっしゃいます。

しかし、これは酸性の炭酸飲料などに歯の象牙質を90秒浸してそれを口の中に戻して歯磨きをした場合のむし歯ではなく、歯の酸蝕症という疾患のことについて書いたものになります。 唾液には酸を中和する働きがあります。

ですが普通の食事内容であれば食後すぐに歯磨きをした方が歯を守る効果が得られます。基本的には食後すぐに歯ブラシを行う習慣をつけ、酸性の食品を多く食べたり飲んだりとした場合には30分程あけて歯磨きをするのが歯へのダメージは最小限で抑えることが可能です。

しかし、基本的には食後すぐの歯ブラシを推奨しますが酸性飲料や酸性食品を多く日頃から摂取している場合には酸によって歯が脱灰(歯の表面からミネラル分が溶けだすこと)した歯の表面を歯ブラシですぐに磨くと傷をつけてしまう可能性があるので、頻繁に酸性の物を摂取している方はすぐに歯ブラシはせず、唾液が中和するまで30分程時間を空けてから歯ブラシすることをおすすめします。

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